ストレートネックになる枕と改善する枕ストレートネックは、正しい姿勢を保つ枕で予防と矯正ができます。 しかし、従来の枕、バスタオル枕はストレートネックを更に悪化させ、肩こり、首こり、頭痛、しびれ等を併発する危険性があります。 本来、枕は首と頚椎が不安定にならないように支える目的で使用しますが、本当にしっかり優しく支える枕は一つしかありません。 ストレートネックの治し方としてバスタオル枕を使用する説があったり、恰も効果がある枕のように強調する輩が多数存在しますが、その根拠、構造、理論等を良く観察すると真実が判明するはずです。 確かにストレートネックを放置することは非常に危険なことですが、反対に姿勢が益々悪くなったり、頭痛、肩こり等の病状を悪化させる枕が出回っているため、惑わされないように見極めなければなりません。 又、ストレートネックには枕なしで寝ると言う説もありますが、逆効果であることを指摘させて頂きます。 |
ストレートネック、猫背、首猫背を誘発する枕かまぼこ枕・木枕・竹枕・半円枕、タオル枕、バスタオル枕、低反発枕には、ストレートネックを改善する効果は全くありません。 それらの枕を長期間使用するとストレートネックの姿勢になり、頭痛、肩こり等を誘発する危険な枕なので絶対に使用してはいけません。 その理由は、寝るときの姿勢が不自然になり、首を圧迫し続けるからです。 それを証明する6枚の写真をご覧ください。 |
低反発枕 、逆傾斜型枕の寝姿勢と、寝姿勢を直立の状態にした写真。 ストレートネック、猫背、首猫背の姿勢になる枕。 |
低反発枕、逆傾斜型枕を使用した時の寝姿勢を直立の状態にすると、頭と首、顎を前に突き出して猫背(胸椎の後湾が強い状態)、首猫背、ストレートネック(頚椎の前湾が少ない状態)の悪い姿勢になっている事が分かります。 これらの写真は全て、低反発枕、タオルをグルグル巻いた枕が首を圧迫する危険な枕であることを立証しています。 |
➡ 木枕、竹枕、かまぼこ枕の危険性 |
悪い枕を使用したり、悪い姿勢を長時間保つと椎骨がずれて変形し、ストレートネックや猫背、首猫背になる為、重要な血管や神経を圧迫します。 神経や血管を圧迫すると、頭痛、片頭痛、肩こり、首こり、不眠症、手のしびれ、めまい、吐き気の原因になります。 |
ストレートネックを悪化させる枕ストレートネックを改善する枕として販売されている物の中に、逆にストレートネックを悪化させる絶対に使用してはいけない枕があります。 先ずは、その枕の形状をご覧ください。 |
これらの枕で改善されると思いますか? 正解はNOです。 猫背、首猫背、ストレートネックが改善されないだけでなく、悪化させる恐れのある非常に危険な枕の一つに分類されます。 継続して使用すると頭痛、肩こり、めまい、吐き気を発症し、最終的には立てない状態にまで陥るので、思い当たる方は即刻ご使用を止めるよう警告させていただきます。 以前、小学校五年生の児童を持つ親御さんからご相談がありました。 御嬢様が肩こりが酷く、又、猫背気味だったため整体へ行った所、上図にある蒲鉾形枕・半円枕を使うように指導されたそうです。 御嬢様は使用を拒否したそうですが、嫌がるのを無視し、強制的に使うように指示していたとの事でした。 使い続けて数週間、突然異変が起きました。 めまいと吐き気で、立つことさえ出来なくなったようです。 実は、この形状の枕は、主に整体院が推奨するもので、バスタオルをグルグル巻いても代用できるとしています。 ストレートネックが改善されない理由何故、かまぼこ枕・半円枕がストレートネックを改善できないのか、何故、ストレートネックを悪化させるのか、何故、頭痛、肩こり、めまいを誘発するのか、その理由が分からない方も多いのではないでしょうか。 答は簡単です。 かまぼこ枕、低反発枕、バスタオルをグルグル巻いた枕、そして枕の真ん中が窪んだ枕は兄弟・姉妹だからです。 一見、全然違う枕のような形状をしていますが、良く観察すると本当にそっくり、瓜二つと言う言葉がピッタリです。 形状、構造、理論上も疑う余地のないほど合致します。 |
ストレートネックになる力が働く枕 低反発枕、逆傾斜型枕、真ん中が窪んだ枕は、後頭部がすっぽり納まり安定するように思えますが、実は大きな間違いです。 後頭部が窪みに入る前に、必ず首の方が早く枕に当たる形状になっています。 つまり、首の当たる部分が盛り上がっている為、自分の頭部の重さと同じ力で素材を圧縮させながら首の納まるスペースを確保しなければなりません。 しかし、素材の元に戻ろうとする力が常に働いている為、首には下から突き上げられるような強い反発力が生じ、それが圧迫感となります。 この状態を長時間保つと椎骨がずれ、頚椎が前方に歪むストレートネックの姿勢になります。 |
低反発枕、かまぼこ型枕・半円枕、バスタオル枕は頭頂部の方が下がった形状をしているので、ストレートネックにはならないと考える方の為に、もう少し補足します。 頭頂部は、頭と首、顎を前方に突き出してから下がります。 この時の姿勢を誇張して描くと下図のようになります。 |
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ストレートネックの姿勢になる枕と、ストレートネックの姿勢になる枕を直立の状態にしたもの |
仮に、人間の首が下図のような形状であれば、低反発枕、真ん中が窪んだ枕は理想の枕だと言わざるを得ません。(但し、真上を向いた時のみ) しかし、現実には首は茶筒のような円柱形の為、枕に首の納まる窪みができなければなりません。 窪みを作ることが出来ない場合、頭と首を前に突き出したような不自然な寝姿勢になります。 |
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従来の枕に合った首の形状 (枕の形状と首の形状が同じため、首を納めるスペースを必要としない。) |
ストレートネックになる枕と、ストレートネックにならない首の形状 (下図の枕はストレートネックになる枕ですが、首が板状の場合はストレートネックにはなりません。) |
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タオル、バスタオルがストレートネックを誘発する理由 |
悪い枕が原因の頭痛・片頭痛、肩こり、首こり、不眠症、ストレートネック等は、首に良い枕を使用することで簡単に改善できます。 |
ストレートネックを矯正する枕 枕の高さが同じでも、スリートル枕と従来の枕では使用感が全く異なります。 従来の枕が首を折り曲げた猫背の姿勢になるのに対し、スリートル枕は立った時と同じ自然な姿勢を保つからです。 外観だけでなく、実際に首を優しく、しっかりと支えることにより、従来の枕、オーダーメイド枕では味わうことのできない抜群のフィット感と心地よさを体感できます。 但し、猫背、首猫背、或いは、極端に高さの高い枕に慣れている方で、正しい姿勢に違和感を覚える方は、姿勢を敢えて崩す方法で対応することができます。 その場合でも、枕と接する部位(頭、首)への優しさが従来の枕の比では無く、心地よく眠ることができます。 又、ストレートネックを矯正する力が働く為、継続して使用することで無理なく改善することが可能になります。 ストレートネックが悪化すると頚椎椎間板ヘルニアを併発する恐れがありますが、正しい姿勢を保つ枕で予防することもできます。 ストレートネックは、姿勢を正すことができる枕の活用が簡単で効果的な方法です。 しかし、どうしても正しい姿勢が苦しく感じる場合は、我慢をしないで徐々に改善するような方法を行います。 最初の内は、今迄と同じような姿勢になる様な工夫をし、違和感を解消します。 尚、姿勢を崩す方法については、ウレタンセットハードタイプを使用したり、枕本体の下、又は上にバスタオル等を置く方法がありますが、詳細はお問い合わせください。 |
ストレートネックは首が痛くならない枕、スリートル枕(頚椎保護枕)で改善。 ストレートネックに良い枕は、正しい姿勢を保つ。 |
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ストレートネックは悪化する前に枕で直す ストレートネック自体は病気ではない為、直す(姿勢を直す)医薬品はありません。 しかし、何もしないで放置すると首が痛くなったり、頭痛、肩こり、しびれ、めまい等で悩まされることになり、日常生活にも悪影響を及ぼします。 ストレートネックの姿勢が神経を刺激(圧迫)するため痛みを伴う訳ですが、従来の枕も悪化させる要因の一つであることは紛れも無い事実です。 それを裏付けるのが、首の痛み、肩こり、頭痛で熟睡できず、一晩に何度も目覚めたり、全く眠れない方が優しい枕に替えた途端、苦しみから解放され、感謝の体験談をお寄せくださったことです。 ストレートネックを悪化させて苦痛を味わうのは他ならぬ自分自身です。 早ければ早い程、更に、若ければ若い程ストレートネックは直り易く、放置した期間に比例して弊害を伴います。 |
ストレートネックに良い枕にはU字カーブがある ストレートネックを改善できる枕には頚椎を圧迫しない為の工夫があり、心地良い睡眠を得ることができます。 スリートル枕を足の方向から見ると、首の形状と同じ窪み(U字カーブ)ができる。 U字カーブについての詳細は、「従来の枕に潜む重大な欠陥」をご覧ください。 |
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ストレートネックを改善する枕には、U字カーブができる。 ストレートネック用枕 |
スリートル枕は、寝姿勢が変わっても常に最善の状態を維持できるように、素材が移動して頚椎をしっかりと支えてくれます。 従来のそば殻枕、パイプ枕等とは違い、頭が動いても中材が偏りません。 又、低反発枕のような強い反発(圧迫)が無く、睡眠中は安定したフィット感と心地よさが得られます。 |
合わない枕は熟睡できず、健康を害する 睡眠、健康と寝具の関りは深く、特に枕は慎重に選ばなければなりません。 合わない枕(従来の枕)を使用すると熟睡できないだけでなく、健康を害する恐れがあります。 しかし、自分に合った枕を探し出すことは非常に困難な事も事実、良いと思って買った枕が合わず、結果的に10個も20個も買ってしまったと言う方は少なくありません。 いい加減な枕が多い現状では当然の事なのかもしれません。 世界で唯一の優しい枕が、きっと悩みを解決してくれます。 |
ストレートネックになる原因 ストレートネックとは通常湾曲している頚椎が直線的になる事を指し、パソコン、スマートフォン、デスクワーク等を長時間行った場合になりやすい。 スマートフォン等は俯く姿勢で操作する事になるので、継続して行うと椎骨が徐々に前方にズレ、真っ直ぐになります。 |
ストレートネックの症状 ストレートネックは直ぐに首こり、肩こり、頭痛を発症する場合と、かなり時間が経ってから種々の症状が出る場合があり、その度合いも個人差があります。 しかし、一般的にはストレートネックを放置することで必ず弊害が生じる為、できるだけ早期に矯正するべきてす。 尚、ストレートネックを放置し続けると首の痛み、首こり、肩こり、頭痛に加え、吐き気、めまい、しびれ等の症状が出たり、頚椎椎間板ヘルニアを併発する恐れがあります。 常日頃から背筋を伸ばすように意識したり、姿勢を正す枕を使用するようにしましょう。 |
ストレートネックの予防と直し方 長時間うつむく姿勢を保つとストレートネックになる事からも分かるように、背筋を伸ばした正しい姿勢になることでストレートネックを改善することができます。 しかし、うつむく姿勢で作業をしなければならない職業、趣味は数多くあり、作業中は姿勢を正すことはできません。 その場合、作業中は無理だとしても、それ以外の時間を有効に活用することでストレートネックを予防したり直したりできるはずです。 例えば適度な運動も必要だとは思いますが、もっと簡単に、しかも楽にストレートネックを改善する方法があります。 それは睡眠時間を活用する方法で、無理をしないで毎日続けられます。 具体的には枕の上に首と頭を乗せるだけ、つまり、単なる睡眠と言うことになります。 但し、どんな枕でも良い訳ではなく、頭と首を前方へ突き出す力が働く枕は逆効果になるのでご注意ください。 又、ストレートネックはタオル枕やバスタオル枕では改善されず、頚椎が正常なカーブ(横から見た時のカーブと、足の方向から見た時のカーブ)を描いた姿勢の時にのみ改善されます。 日常の生活に於いて意識的に正常なカーブを保つことは意外に難しく、苦痛になる場合もあります。 それなら無意識のうちに矯正し、気が付いたら改善されていた、と言うようなパターンが望ましいのではないでしょうか。 以上のような理由から、ストレートネックの直し方は睡眠時間を有効活用できる枕に着眼するべきではないかと考えます。 |
ストレートネックに良い枕・スリートル枕(頚椎保護枕) |