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姿勢の悪い人が頚椎保護枕を使う場合
通常、頚椎はアーチを描いています。
そのため仰向きになった場合、後頭部から首筋にかけて隙間ができます。
その隙間を枕で埋めることにより頚椎にかかる負荷が分散され、快適な睡眠を得ることができるようになります。

人間の身体の中でアーチを描いている部位が頚椎以外にもあります。
腰椎、土踏まずなどがそうです。


加齢とともに頸椎や腰椎のアーチは崩れ、真っ直ぐになって行きます。
若くても筋力が衰えたり、悪い姿勢を長時間保った場合にもアーチは徐々に崩れてしまいます。

真っ直ぐな頸椎(ストレートネック)や腰椎が更に悪化すると猫背になります。

頚椎は重要な神経や血管の通り道でもあり、その大切な通り道が猫背になることで圧迫され、種種の弊害が生じます。
病気の懸念のみならず、脳への伝達が上手くいかないため運動機能にまで悪影響を及ぼします。

アーチはスプリングのような役目を果たします。
アーチが崩れるとバランス感覚も衰え、つんのめるような不安定な姿勢になります。


悪い姿勢を長時間保ったために頚椎が真っ直ぐになった人(ストレートネック)、猫背になった人、或いは年齢的なものだと諦めている人、 → 時間をかけて元に戻す努力をしてください。
従来の枕を使用することは、猫背になる手助けをするようなものです。

現在頚椎が正常な場合でも決して油断はできません。
人生の約三分の一は睡眠時間に費やします。
せめてその間だけでも正しい姿勢を保つようにしたいものです。


首にシワができる原因は、枕をするからだという説があるようです。
従来の枕が顎を引き、首を折り曲げた状態になることからそのような説が生まれたのではないでしょうか。
真偽の程は定かではありませんが、悪い姿勢を長時間続けると、椎骨がずれて頸椎や腰椎でさえも変形するという事実を踏まえれば、満更根拠のない説だとも思えません。

頚椎保護枕は、ストレートネックや猫背になるための枕ではありません。
自然な寝姿勢になるように工夫された枕です。
それゆえに、猫背の人が仰向きになった場合、低く感じるだけでなく違和感を覚えることがあるかもしれません (猫背の度合によって異なります。)
猫背の場合、身体が前傾姿勢になるのに対し、頚椎保護枕が背筋を伸ばして姿勢を正そうとする正反対の力が働くからです。


しかし、急激に姿勢を正すことで苦痛を伴う恐れがあります。
最初は正反対に働く力を弱くして、徐々に改善できるようにすれば良いのではないでしょうか。(枕の高さが高くなるように調節したり、ハードタイプのウレタンを使用することで解決できます。)

頚椎保護枕に使用しているウレタンは、弾力の非常に弱いソフトタイプのウレタンです。
何故なら、従来の枕が素材の弾力を利用して形を作る目的で使用しているのに対し、頚椎保護枕は枕の素材が偏らないようにするための手段の一つとして使用しているからです。


ソフトタイプのウレタンという表現から、頼り無いイメージを受けるかもしれませんが、実際にはソフトで優しいのに頚椎をしっかりと支える構造になっています。

但し、猫背の方で枕の高さが低く感じたり違和感がある場合は、ハードタイプのウレタンをお試しください。
(枕の下にバスタオル等を置いて枕の高さを高くしても差支えありません。